シエスタを貪る

戯言垂れ流し放題

ブログの時代の流れ

blog.hatenablog.com

はてなブログを漁ってたら凄く惹かれるタイトルの記事を見つけた。

私がブログをネットで始めたのは、二次創作のサイトにサブコンテンツというか、おまけというか、自己満足で付けたブログが最初だった。

確か当時使ってたのは忍者ブログだったと思う。

www.ninja.co.jp

なんで忍者ブログだったかというと、私にホームページの作り方を教えてくれた友人が教えてくれたツールが忍者ブログだったのだ。確か解析とかも忍者だった気がする。

当時高校生で、ホームページを作るのに文字を綴って画面に表示されるデザインを作るなんて!ととても興味深かったのを覚えている。

そこでそっちの方面を勉強すれば良かったのだが、私にとってHTMLとは趣味のサイトを作る手段であって、将来何かの役に経つなんて全然思っていなかったのだ。

 

話をブログに戻すが、当時の私のブログはと言えば、その時学校であった出来事とか、サイトの更新情報とか、好きな漫画やアニメの話をただ綴っているだけで、それでもサイトに足を運んでくれていた読者の方がブログに反応してくれるととても嬉しい気持ちになった。

同じ漫画が好きで、どこの誰か全然知らない人とブログのコメントで繋がるなんて言うのはその場限りでとても気楽なモノだったと思う。

最初こそPCでブログを書いていたのだが(写真の投稿とかは携帯から自分のヤフーメールに画像を送ってそこからDLして貼り付けてとかしてた)、そのうち携帯はメール定額からパケ放題に変わって、携帯で見れるサイトが増えてきた。

それに伴って、ブログパーツで出てきたのがリアタイだったと思う。確か使っていたのはtumblr(タンブラー)

www.tumblr.com

好きなサイトの管理人さんがサイドバーにつけてて、主に写真と一言を載せてて凄く素敵だと思ってブログに埋め込んだ記憶。

カーソルを写真に載せると写真の上に文字が表示されるのがオシャンだった(笑)
そこで短いポエム的なものを載せてた気がする(白目)

そして時代は携帯小説に時代になる。二次創作もあれだけ多かったパソコン向けサイトが、携帯向けになって、サーチも携帯で見やすいものばかりになった。

私も段々好きなジャンルが変わって来て、パソコンサイトは更新停滞のまま別で携帯サイトを立ち上げて、そこにブログとリアタイを置いた。

携帯サイトになってからはリアタイもブログも更新率が格段にアップした気がする。
どこからでも確認出来て、写真のアップも簡単。すぐにコメントも確認と返信が出来る。

何より、学生の私は親に見られずに作業出来るのがとても良かった(私には自分の部屋というものが無い)

なので、携帯(ガラケー)で色々ちまちまやってた時期が一番長いのかもしれない。

それからiPhoneスマホが普及して、SNSが普及して、段々とブログというものの存在が違うモノになってきた気がする。

 

リアタイはTwitterに。でもブログは…どこに…?

 

今やSNSは無料で誰でも情報を発信できるツールになった。何よりも普及したのは当時は外国人の投稿ばかりだったInstagramで、自撮りをネットに上げるなんて自殺行為だったのに、今やそれが普通になった(それもどこまでが本当の顔なのかは分からないが)

情報は溢れすぎて、同じ好きを狭い世界で見つけるのは中々難しい(多すぎるって意味で)

 

ネットの片隅でちまちまやっていたものが、突然大海原に放り出されたような。

 

あの、ネットをやっていない人は知らない世界で、知っている人だけが楽しむ世界は終わってしまった。そうやって、ブログも、検索すればSEO対策だのなんだので、気づけばブロガーなんて言葉が出来ていて、ネットを探せばそんなブロガーの人たちが書いているブログばかり表示される。

私は、アトピーで敏感肌で、何か良いスキンケアや化粧品を探したいと思っていた時に、ネットで見つけるのは色々な化粧品を紹介している紹介ブログばかりなのだ。

そりゃ、肌に合うものが少ない人は色々ジプシーしているのも納得なのだが、美容系ブロガーの人は普段は何を使っているのかいつもツッコミたくなる。そんなになんでもかんでも使えるなら、それは果たして敏感肌なのか?

 

Twitterでブログと検索すれば収益化のことばかり。

samesamesameko.hatenablog.com

先日もブログに書いたけど、正直フォローしてしまったが故におすすめに出てくるのは似たような人ばかりになってしまって残念だ。目障りなくらいだ。

もっともっと、素敵なブログがあるはずなのに埋もれてしまった。

情報を押し付けられてる感。

いや、素敵なブログを書いてる人はもっとひっそりしているのかも。そうして大袈裟にアピールしなくても人が集まってきているのかも。

おかげでと言うわけではないけど、私のフォローを待っているのだろう方々からフォローされるのでフォロワーはちと増えた(リフォローしたらまたDMが来るんだろうなぁ)

 

そんなわけで、ブログ=ブロガー=収益化ばかりになってる現状は残念でならない。
収益化は分かったよ。収益化したいのは分かるよ。収益化したいよ。

でも情報の押し売りは嫌なんだ。


気ままにブログを書いてた時代は終わった。

本当に気ままにしたいなら、SNSにも共有せずにいつ誰か見る未来があるかも分からない場所でブログを書いていれば良いんだろうけど、それはそれで人間寂しいのだ(ワガママ〜)

ただ、あの頃には戻れない。

ネットサーフィンしてて『見つけた!』を感じられるには、この世界は広くなり過ぎてしまったと感じるサメコであった。

 

何が言いたいか分からない記事を上げられるのは、気楽で良い。
ただ、タイピングする音が心地良い…タッチパネルはポチポチ出来なくなったのが寂しいよね。