シエスタを貪る

戯言垂れ流し放題

夏油は夏油になって、五条は五条先生になった

私が初めて呪術廻戦を知ったのは、巷で話題になってからしばらく経ってからだった。

子どもを生んでからと言うもの、アニメをゆっくり観る時間も気力も無くて、良くて漫画アプリでちょいちょい配信されてる漫画を読むのが気晴らし、くらいだった。でも何か今これにめちゃめちゃハマってる!!みたいなのも無くて、もうオタクと名乗れるのか自分?みたいな時期だった。

そんな中、劇場版公開前だからか漫画アプリで8巻まで無料で呪術廻戦が読めるようになっていて、子どもを寝かしつけて後も目が冴えていたので布団の中で読んでみた。

 

面白いじゃん(この時はまだハマり度そんな高くない)となった。

 

そんな折、産後初めて映画を観に行く事に。もともと夫婦で映画鑑賞が好きで、子どもが生まれる前は良く映画館に行っていた。産後は観たい映画はあるけど気力が出ね〜…って感じで、中々重い腰が上がらなかったが、数年経ってようやく行こう!という気になった。

その時は『絶対コレが観たい!』みたいな映画はなくて、気晴らしに行くくらいだから何でも良いな〜気ままに観れるやつ。と思っていたら、ちょうど呪術廻戦0が公開中だったのだ。

 

最近漫画読んで面白かったし、映画館のリハビリにアニメ観るのも良いな。3時間とかの映画よりは気楽に観れそう。

 

と思って、金曜の夜。仕事終わってからひとりでレイトショーを観に行く予定を立てた。せっかくだから、とちまちまアニメも観た。ただ、呪術廻戦0に関しては、全く何も情報を入れずに観に行った。

当日、夜出掛けるなんて久々過ぎてちょっと面倒になっていたけど、何とか映画館まで向かった。久々の劇場の匂い。テンション上がるのと同時に緊張してきた。

こんな緊張状態で楽しめるんか?

と思ったけど、いざ始まるとそんなの関係無く。OPが流れ始めた段階で、

 

『これはヤバいものを観に来てしまった…』

 

数年ぶりの映画館。今話題のアニメ。

色々な条件が揃ったせいか、その感動はひとしおだった。

 

最後、夏油の笑った顔にやられた\( ˆoˆ )/

 

凄まじい興奮を押し殺して、帰路についた。速攻Apple MUSICでテーマソングを探した。さっき聞いたばかりの曲を流しながら、頭の中では先程の映像が反芻された。

帰ってからは夜中にも関わらず、夫に熱弁を奮っていた。

 

そんな感じでハマった呪術廻戦。

待ちに待った2期。

 

 

 

ついに、夏油は劇場版夏油になった。

 

そして私は猿になった。

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