シエスタを貪る

戯言垂れ流し放題

タイミングは何を意味するのか

我が家のリフォームは今年の始まりに話が出てから、半年以上経って契約に至った。思ったよりゆっくりペースで進んだと思う。まだかまだかと待ち侘びた日々。ついにこの時が!そう思った、そんなタイミング。契約金を支払って数週間後、なんと近くの家が売りに出た。

我が家は結構珍しい構造をしているんだけど、住むとなるとやっぱり平坦が多い方が良いな〜とは常々思ったいた。それは老後のこともあるし、やはりLDKと同じフロアに部屋があった方が何かと便利である。

その新しく売りに出た家は、うちよりも数年古くて庭も少し狭い。それでもLDKと同じフロアに別で和室があって、かつ車が駐車しやすい。しかも思っていたよりもだいぶ安いのだ。今の家を売って、そっちに引っ越すと言うのも可能だった。新しい家もリフォームが必要にはなるだろうけど、土地代はトントンだろうしリフォーム費用はさして変わらないだろう。

全てはタイミング。

あれだけ契約まで時間があったのに、近くの家が売りに出たのが契約をしてすぐのタイミング。契約まで進んでなければ、工務店さんにはもう少し待ってもらって、新しい家でリフォームをお願いしていただろう。

とかとか、一瞬そっちでの生活が頭を過った。リフォームの契約もして、ワクワク全開の時にとんだ爆弾が落とされたものだ。これがリフォームも終わってたら?きっともっと気楽に『もっと早く売りに出てたらこっちに住んだかもね〜あはは〜』くらいの気持ちだったかもしれない。

 

契約後、着工前

 

このタイミングが私の心を激しく揺さぶった。
と、なんだかんだ言っても契約してしまったのだ。そんな簡単な話ではない。それに、該当の売り物件は諸々条件が良いのできっとすぐ売れることだろう。

夫と2人でひとしきり騒いで、『タイミングとは…』なんて思った。

ただ、今の家は庭がある程度広いので子どもや犬にとっては好条件。住んで5年。この家に愛着が無いわけではない。あと気になるのは売り物件の価格だ。ちょっと安いのが気になる。もしかしたら耐震的なものが少し古いのかもしれない。耐震をもっと良くするとなると更なるリフォームが必要になりそうな…築40年以上、耐震基準が変わったタイミング。我が家はギリギリ新耐震規準なのだ(すごく不安な構造だけど)

あとは静かさとか、人通りとか(田舎の住宅街なので通る人といえばご近所さんばかりなんだけど)、勿論今の家の方がここのポイントは良いかな?と思うことも多い。

しかもこんなタイミングだ。きっと我が家が買うべきでなかったのかもしれない。きっとそういうことだと思う。色んなタイミングも選択も、何かしら意味があることだと思う。後悔することもあるけど、今の選択で進んできた事をポジティブに捉えて生きていこう。

 

それでも!!

やっぱり、あそこ良かったな〜と思った気持ちはもう暫く燻りそうだ(笑)
リフォームが始まればそんな気持ちも吹っ飛ぶだろうと思いながら、着工までは片付けをひたすら頑張るしかないな!