シエスタを貪る

戯言垂れ流し放題

何かをずっと好きな人ってのが羨ましくて仕方ない

私は小さい時から好奇心旺盛で、一つのものをずっと続けるというのがどうも苦手で、それは好みとかにも通じていて。

一つ例にとって見ると、ファッション。
ボーイッシュなのに憧れてみたり、可愛い系を着てみたくなったり、綺麗系を着てみたくなったり…おかげで自分のクローゼットは全く落ち着かない服達が混在していて、ワンセットでしか着れないものばかり。

それが子どもを生んだ今、全く分からなくなってしまった。

体型も変わったし、歳もとったし(元々NANAみたいなのにめちゃめちゃ憧れてた)、自分が素敵!って思う服は悉く似合わない。それどころか、『これならイケんだろ〜』くらいの服も似合わない。一体何を着れば良いの?!状態。

そんな中、若い時からずーーーーーーっと同じジャンルの服が好きな人ってのはめちゃめちゃ羨ましい…!!

それはこだわりであって、その人のアイデンティティであって、その人を表すアイテムになって、いつしかその人自身になる。

 

10年前の要素が私に残っているだろうか。

 

とりあえずファッションでは残ってはいない。
当時バカスカ開けたピアスも常識の範囲内しか残ってないし、常識の範囲内のピアスホールにピアスさえつけていない。
こうして文字を綴るのは好きだけど、続いてはいない…あの頃から、少しずつでも続けていたらブログも10年以上経っていただろうに。

 

samesamesameko.hatenablog.com

 

一番最初に書いたように、当時Word Pressでブログ作ったりしてたわけよ。なんでも良いから続けてれば良かったのにね。と今にして思う。

話をファッションに戻すけど、ちょっと人と違う服を着ていると『良い歳して〜』なんて大多数の人が言うけれど、その人が信念を持ってそのファッションをずっと着続けているのなら…それはもう外野がどうのこうの言うレベルじゃないんだよ。

何か『これぞワタシ!』なものを探して足掻いているけれど、ちょっとまだ暫く見つかりそうにないな。

てか…最近ファッションは結構どうでもよくて、生き様みたいなのを探している気がする。それでも、たまにおしゃれで綺麗に着飾っている友人を見ると、テキトーな自分が恥ずかしくなるんだよな。ようは『他人のものが羨ましい子ども』みたいなもんだ。そんなんじゃ、自分に合った何かなんて見つかりそうもない。

人と会わないから、少しずつ羨ましいも落ち着いてきてる気がするけど。

思えば幼い頃から他人を羨んでいた人生だった。自分は超絶恵まれているにも関わらず。貪欲なのが悪いことだとは思わないけど、違う方向にエネルギーを使いたいもんだな。